彰化市にある員林客運の彰化站から、6715路線バスに乗車して渓湖鎮の溪湖站へ向かいます。
員林客運 彰化站
事前にWebサイトで調べたところによると、員林客運の路線バスは台鐵彰化站前から出ているらしいとのこと。ただ、目の前を行き来ししているのは、黄色と白、スカイブルーの三色をまとった彰化客運のみ。
そこで、駅構内にある観光案内所で尋ねてみました。すると、駅前の通りを少し歩くと、員林客運のバスターミナルがあるとのこと。乗車するバスの出発まであまり時間がないので、急ぎ足で先へ。人々で賑わう映画館のそばを通り、有名な肉圓のお店へつながる路地を見て、さらに先へ…そろそろかなぁ…と思ったところで到着しました。
バスを待つ人々に、乗ってかないかぁ?と声を駆け回るタクシードライバーのおっちゃんが出没して、お馴染みの光景。おばちゃん、学生さんの他に、恐らく結婚式からの帰りらしい、礼服姿の若者…多分台北あたりで披露宴後の二次会で飲み明かし、この時間のご帰還かなぁ…
チケット売り場の窓口の他に、ローカルバスターミナルでは珍しい…って言ったら怒られるかもしれませんが、自動券売機があったり、いろいろ見ているうちに、どうやらこれから乗車するバスがやって来ました。
員林客運 6715路バスの旅
やって来たバスは、台湾好行バスデザインのハイデッカー車。入口設置されたカードリーダーに悠遊カードをかざして、早速車内へ入ります。前が混んでいたので、後方の席に腰をおろしました。
私を含め10人ほどの乗客を乗せて、バスは員林客運彰化站を出発。市街地を抜けると、郊外へ来たのか田畑が目立つようになるのですが、また街並みが続いたり…バス停・街の名前を地図と合わせて追ってくみると、秀水、三越…と続いた後、福興工業区へ。ここで前回紹介した、礼服姿の若者が下車。
高速道路1号線の高架橋の下をくぐり抜け、廓仔の後が、光明加油站?ええっ?ガソリンスタンド名がバス停の名前ってこともあるんだなぁ…続いて、埔鹽、崑崙村…とメモしてきたところで、急激な睡魔に襲われて、ペンを持ったまま爆睡…次に気がついた際には、もう員林客運溪湖站に到着直前。慌ててバスを降りました。
員林客運 溪湖站
溪湖站はバス停というよりは、バスの車庫といった雰囲気。建物の中には大きな液晶モニターが備え付けられており、発着バスの案内表示をしていました。