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海の神様 媽祖を祀る内埔天后宮

今回は、金讃鳳梨や甘蔗の栽培が盛んな町・屏東県内埔郷にある「内埔天后宮(六堆天后宮)」を訪ねます。

内埔天后宮の行き方

台鐵屏東駅前にある屏東轉運站から、屏東客運の8231、8232、8237、8238番の路線バスに乗車。内埔のバス停で下車してすぐ。車内からも見ることができます。

内埔天后宮とは

昌黎祠のすぐ隣りにある内埔天后宮は、屏東県の六堆地区で最も歴史のある媽祖廟。清朝期の康煕時代に創建されました。

1721年に発生した「朱一貫の乱」の際、今の屏東県から高雄市北部にまたがる地区に住む客家の人々が天后宮の前に集結します。そして地域ごとに6つの部隊を編成し、町を守ったそうです。この6つの部隊(=六隊)から、台湾南部で客家の人々が住む地域を「六堆」と呼ばれるようになりました。

参拝を済ませた後、改めて建物を外から観察。燕尾と呼ばれる屋根の両端で突き出て反っている装飾…いくつも連なっていると、見応えありますね!私はこの燕尾が、大海原を波に揺られて航海をする船かなって想像してみたのです。ここが海の神様・媽祖をお祀りする廟だから…ってストーリー。

皆さんならどんなふうに連想されますか?

内埔天后宮の基本情報

住所:屏東縣内埔郷内田村廣濟路164號

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