今回は台北市萬華区で焼きたてのパンや洋菓子を販売する「太和餅舗」さんを訊ねました。太和餅舗さんの創業は1946年といいますから、70年以上の歴史を持つ老舗。当初は蜜餞(フルーツを砂糖や蜜につけたもの)を販売されていたそうです。今では、傳統鳳梨酥や蛋黄酥などが有名。
太和餅舗の行き方
台北メトロ龍山寺駅から剥皮寮老街へ続く康定路を歩いていると、歩道にせり出した台湾式アーケードの下に太和餅舗さんがあります。
太和餅舗の原味烤乳酪
人気の逸品を目指して朝イチで店内へ入った時は、ご主人から「今は売切たけど、午前11時過ぎにまた焼けるからおいで…」と言われました。
ちょうど1時間後に再び訪れると、ご主人は私の顔を覚えていてくれて、ニコニコしながら差し出してくれたのが「原味烤乳酪」写真で見たイメージよりちょっと大きめな印象。ご主人に了解を得て1枚↓
ひとりで完食できるかなぁ…とちょっと躊躇するも、大丈夫やろうということで購入しました。
ホテルへ帰ってから部屋でいただくことに。まず、フタを取ってみると↓
プラスチックのナイフを刺しこむと、柔らかい弾力。ひと口食べてみると、カスタードプリンのような食感で…いや、これは焼きプリンとチーズケーキの融合した全く新しい洋菓子だ!底にサクッとしたクッキー生地があり、焼けたチーズの風味が広がっていきます。いや、夜も遅くからこれだけの量を食べたら絶対太るわ…と一瞬頭をよぎったのですが、止まらない!あっと言う間に平らげてしまいました。
賞味期限が短いので、日本に持って帰ることは難しそうです。是非あなたも現地で味わってください。これ絶対オススメです。
太和餅舗の基本情報
住所:台北市萬華区康定路300号
電話番号:02-2306-9629
営業時間:08:00-21:30 ※不定休