今回は台湾南部の街・嘉義で、初めて出会った「緑豆湯」をいただきました。
緑豆とは
緑豆とは、その名の通り緑色のお豆さん。「マメ亜科の植物で、ヤエナリ(八重生)の種子のこと」という記述を読んでも、日本ではあまり馴染みがないなと思ったのですが、もやしの原料だと聞いて驚き。改めて、もやしの入った袋を見ると確かに「原料種子:緑豆」と記載されていました。目から鱗が落ちるとはこのことです。
蔡家緑豆湯 民権店の行き方
「蔡家緑豆湯 民権店」さんは、七重の搭の蓮の花宝物殿がシンボルの「九華山地蔵庵」から近く、民権路と安和街の交差点角にあります。
蔡家緑豆湯 民権店の店内
蔡家緑豆湯 民権店さんは、道路に面してオープンエアのテーブル席が並び、奥がレジカウンターと厨房、頭上では提灯が風に揺れていました。
蔡家緑豆湯の注文方法
メニューを見ていると、奥からお店のおばさんが出てこられたので、オススメを訊いてみることに。ですが、あまりうまく通じなかったようで、最後は自分の直感とメニューの「紹牌」が入っているのを見てオーダー。おばちゃんからは「氷いりますか？」って聞かれたので、暑かったので「YES」と回答しました。
蔡家緑豆湯のメニュー
緑豆湯の他、薏仁湯や紅豆湯、他に冬瓜茶や紅茶などがあります。
蔡家緑豆湯の紹牌緑豆湯
紹牌緑豆湯（30台湾ドル）最初見た時は、客家の人たちの伝統的なお茶の楽しみ方、擂茶（れいちゃ）かなって思ったのですが、ぜんぜん違ってました。どちらかと言えば、お汁粉に近い感じがしました。
お餅は入っていませんが、緑豆の他にサツマイモが入っていたりと具沢山。デザート感覚のお茶って言えばいいのかな。そういった意味で私にはちょっと摩訶不思議な味わいでした。
嘉義市内では、他に民族路と民生南路にも支店があるようです。見かけたら、一度試してみませんか？
蔡家緑豆湯 民権店の基本情報
住所:嘉義市民権路211號
電話番号:05-275-9222
