2018年12月から運転開始した淡海軽軌(ライトレール)の緑山線。台湾北部の新北市淡水区の紅樹林站と崁頂站の区間約7.3kmを結びます。今回は途中下車をしながら、紅樹林駅站から崁頂站へ向かって乗り鉄たびを楽しみました。
淡海軽軌 緑山線の乗車方法
淡海軽軌の紅樹林駅窓口で一日乗車券(50台湾ドル)を販売していましたが、今回はICカード遊悠カードを使用。乗車と下車の際にホームに備え付けのカードリーダーにかざします。
台北メトロ淡水信義線の乗換駅 紅樹林站
淡海軽軌・緑山線の起点になる紅樹林駅は、台北メトロ淡水信義線から乗換。駅を出てから案内に従って淡水方面へ歩くと、高架駅が見えてきます。天気がよければ、ホームからは淡水に沈む夕日を望むことができます。
乗車したのが日曜日の夕方とあってか、ホームは大勢のお客様で賑わっていました。沿線に高層マンションが並ぶエリアやショッピングセンターがあるので、生活路線として利用されているんだなといった印象。
紅樹林站を出発した列車は、竿蓁林站、淡金鄧公站と停車して、淡江大學站へ。駅から10分ほど歩くと、船の形をした淡江大學海事博物館が見えてきます淡金北新站の次の新市一路站を出ると大きく左にカーブ。90度回って淡水行政中心站に到着しました。
路線バスの乗換駅 淡水行政中心站
淡水行政中心站で下車して高架ホームから地上へ降りると、そこは中山北路と濱海路の交差点付近。近くに中山濱海路口のバス停があり、淡水駅から北海岸を経由して基隆方面へ向かうバスが発着。また近くには、カルフール家樂福淡新店があります。
高架から地上へ降りた列車は、浜海義山站、浜海沙崙站と停車した後、右へ大きくカーブ。淡海新市鎮站の次は、終点の崁頂站です。
藍海線の乗継ぎ駅 浜海沙崙站
現在工事中の淡海軽軌 藍海線との乗換駅になる浜海沙崙站。現在は近くに淡海方面へ向かう路線のバス停があります。
淡海軽軌緑山線の終着駅 崁頂站
駅の周辺は開発途上といった印象で、広々としたスペース。少し先にショッピングモール淡水美麗新廣場が見えました。
また駅から続く線路の先は車両留置線になっていて、車両が2編成休憩していました。