今回は、創業は1943年といいますから、70年以上の歴史を有する噴水雞肉飯さんの總店(本店)を訪ねます。
当初は噴水雞肉飯さんのメインは担々麺だったそうですが、ある日余った鶏肉を刻んでご飯に載せて出したところ、好評だったので鶏肉飯を販売することにされたとか。試行錯誤の末、肉は七面鳥を採用。
今では嘉義を代表する名物料理として、市内なだけでなく台湾各地にチェーン店を展開しています。
噴水雞肉飯の行き方
台鐵嘉義駅から中山路を10分程歩いた台湾式アーケードの下にある「噴水雞肉飯」さん。少し先には店名にもなっている街のシンボル・噴水と圓環、文化路夜市等があります。
噴水雞肉飯の注文方法
嘉義を紹介するガイドブックに掲載されていないことはまずない!と言える噴水雞肉飯さん。店内及び向かいの増店舗共に大勢のお客様で賑わっていました。
ひとりだけど大丈夫かな?恐る恐る若いお兄さんに声をかけると、ここで合席ね!と用意してくれました。夜だけなのかわからないですが、以前来たときはなかった、最低消費額(120台湾ドル)が決まっていて、鶏肉飯の他スープ等おかずモノを勧められるままに注文しました。
噴水雞肉飯メニュー
他のお店で鶏肉飯として販売されている雞絲飯、モモ肉を使った雞片飯(各45台湾ドル)。湯類(スープ類)は、肉丸湯・雞血湯・筍絲湯・苦瓜湯(25台湾ドル)、粉腸湯・苦瓜排骨湯・筍絲排骨湯・下水湯・花枝湯・蝦仁湯(各30台湾ドル)、蚵仔湯(40台湾ドル)といったラインナップ。
他に紅燒豆腐(30台湾ドル)や魯苦瓜(30台湾ドル)など小菜類も多数あります。
噴水雞肉飯の雞絲飯と蚵仔湯
雞絲飯(鶏肉飯)は、熱々の白ご飯の上に、ほぐされた肉が並びます。その上からタレをさっとひとかけ。シンプルだけど、それだけに素材の美味しさをじかにに感じることができる一杯です。鶏肉に癖はなくタレによく馴染んで、ご飯の相性バツグンであっという間に完食!
蚵仔湯は、刻み生姜の柔らかい辛さと牡蠣のぷりぷり感にあっさりスープが胃に優しいかなぁ…と思うのは私だけではないはず。
嘉義噴水雞肉飯總店(本店)の基本情報
住所:嘉義市西区中山路325號
電話番号:05-222-2433
営業時間 9:30-21:30 ※年中無休