嘉義の朝ごはんにイチオシの牛モツ煮込スープ。今回は王家祖傳本產牛雜湯さんをご紹介いたします。
王家祖傳本產牛雜湯の行き方
台鐵嘉義駅から中正路へ入り、街歩きをスタート。嘉義で朝ご飯を食べるなら、ちょっと早起きして歩いてみるのがオススメです。20分ほど歩きバイクや車、バスが行き交う呉鳳北路を渡ると、城皇廟が見えてきました。周辺は、仏具やお供物、お花などを軒先に並べるお店が多く並ぶ、廟の門前町。この先に王家祖傳本產牛雜湯さんが入る、嘉義市東公有零售市場(東市場)があります。
嘉義市東公有零售市場
嘉義市東公有零售市場(東市場)の中は、外の明るさが嘘のように薄暗く、夜市のように裸電球の照明が灯っていました。
生鮮食材を販売してるお店が多く、食事ができる食堂も朝早くからオープンしています。市場のお店の多くがお昼までで営業を終えるので、早起きは必須。
王家祖傳本產牛雜湯のお店
王家祖傳本產牛雜湯さんは、嘉義市東公有零售市場のほぼ真ん中ぐらいにあります。明明と照明が灯り、お店は大勢の人たちで賑わっていました。
おばさんが大きな鍋で調理しながらお客さんのオーダを訊き、店員さん達にチャキチャキっと指示をされています。
厨房周りのテーブル席は全て埋まり、おじさん達が新聞を片手に黙々と朝食中。食べ終わった人と入れ替わりで席を確保して、食べたい牛モツ煮込スープをオーダーします。
王家祖傳本產牛雜湯のメニュー
王家祖傳本產牛雜湯さんは、牛肉のいろいろな部位を長時間かけて煮込んでとったスープの専門店。牛の部位ごとに料金が決まっています。牛肝・牛雑・牛心・牛肉・牛腰のスープが1杯130台湾ドル、牛筋が180台湾ドル。多くのお客さんが白ご飯と一緒に頼んでいます。
王家祖傳本產牛雜湯の牛雑湯
牛雑湯は牛モツの盛り合わせスープ。色々な部位の牛肉を食べ比べできるのがオススメです。
雑味なくあっさりしたスープに刻み生姜の酸味が心地よいアクセント。ご飯と一緒に食べたい逸品です。
王家祖傳本產牛雜湯の牛肉湯
牛肉湯の透きとおったスープをレンゲでひとくち。じわーっとくるやわらかい塩味。しつこさは全くなく、ご飯にかけて雑炊みたいにしたら何杯でも食べれそう。
柔らかい牛肉に刻み生姜がアクセントになって箸がすすみます。後半は甘辛いタレに付けて味の変化を楽しみながら、あっという間に完食。
王家祖傳本產牛雜湯の牛筋湯
牛筋湯(牛筋スープ)をレンゲですくってひとくち。見た目の透明感そのままのあっさりとした味わい。
コリコリとした歯応えのある牛筋に生姜の酸味がアクセントとなって箸が止まりません。添えられた甘辛いタレもクセになります。
ひとりでもふらっと入れる気楽さと、漂うあたたかい空気に朝から癒される「王家祖傳本產牛雜湯」さんでした。
王家祖傳本產牛雜湯の基本情報
住所:嘉義市東區忠孝路106號(東市場飲食區13號)
電話番号:05-223-6660
営業時間 06:00-13:00※月曜定休