今回訪れた「阿英排骨飯」さんは、霞海城隍廟の隣りにある排骨飯のお店です。
阿英排骨飯の行き方
高雄メトロ鹽埕埔駅から大勇路を歩き、高雄ニニ八和平公園の横を通った後、富野路へ。「富野路」って日本でもありそうな通りの名前。その由来が気になります。私が富野で思い浮かんだのは、機動戦士ガンダム生みの親である富野由悠季さんでした。皆さんはいかがですか?
さて、左手に霞海城隍廟が見えてくると、その隣りが阿英排骨飯さんです。この近くには、「呉家金桔豆花」さんや「50年杏仁茶」さんがあります。
霞海城隍廟
霞海城隍廟は、女子高生がいっぱい。縁結びの神・月下老人を祀るだけあり、願い事を叶えたいと一生懸命祈っています。
そんな若い人達の姿を見ていると、「おじさんは邪魔だな。」と思いつつ、「美味しいお店にはフラれませんように…。」と恋愛と関係ないことを祈ってしまいました。
阿英排骨飯の店先で
台湾では「廟の周りに美味しいグルメスポットあり」と言われます。これは、「廟にお参りした後、食事をする人が多いから。」だと私は思っています。「何を食べたいか迷ったら廟へ向かえ。」霞海城隍廟のすぐ隣りにある「阿英排骨飯」さんは、この法則にドンピシャのお店。
時間は午後五時前。途切れることなく、続々とお客さんがやって来ます。大半がテイクアウト。
でも、私はここで食べようと思っていたので、おばちゃんに指差しでオーダーした後、「ここで食べるの?」と訊ねられて、ウンウンと頷きました。
すると「(切る動作をしながら)食べやすくカットしようか?」またウンウンと頷く、といういうやりとりがあってオーダー完了。お金を支払います。
軒先の小さなテーブル席に座って、出来上がりを待ちます。
排骨飯
トレイに乗せて渡してくれた排骨飯(75台湾ドル)。
白ごはんの上に、排骨(豚のあばら肉に衣をつけて揚げたもの)と煮卵、搾菜がのっています。
揚げたてサクサクの排骨を口に入れながら、心の中で「排骨(パイコー)、最高!」と叫んでいました。白ごはんにめっちゃ合いますよ。
阿英排骨飯の基本情報
住所:高雄市鹽埕区富野路79-2號