今回訪ねたのは、鹽埕区富野路にある「呉家金桔豆花」さんです。
鹽埕埔駅から呉家金桔豆花へ
高雄メトロ鹽埕埔駅から出発。夕飯どきの街中には、道路そばまでテーブル席を並べた海鮮料理のお店や店内でも食べることもできる自助(セルフ)式食堂などあり、どこのお店も賑わっていました。駅がある大勇路から高雄ニニ八和平公園の横を通って、日本にもありそうな名前の通り・富野路へ。その富野路と瀬南街との交差点付近にあるのが、呉家金桔豆花さんです。すぐ近くには「尚芳土魠魚羹」さんがあります。
呉家金桔豆花の店先で
厨房の中で忙しくされているご主人と奥さん、店先でひとり遊んでる小さなお嬢さん。ときおり奥さんがそのお嬢さんに声をかけていました。ご家族で経営されいるお店らしい、ほのぼのとした雰囲気にココロから癒されました。さて、店先にバイクを停めた仕事帰りのカップルが、ヘルメットを取ってカウンターへ。私もその後に続きます。
おふたりは金桔豆花をオーダー。そばのテーブル席に腰掛けて、今日あったあれこれを話ながら召し上がっておられました。傍らにヘルメット。台湾では何気ない光景なのかもしれませんが、なんか映画のワンシーンのように私には思えてきました。(ローマの休日のような。)こんな風に、一日の終わりを寛ぐプライスレスな時間。そばでこの光景を見ているひとり旅の私…寂しさをちょっぴり感じます。
金桔豆花
お店で食べたかった「金桔豆花」をいただきました。
さっぱりとしたキンカンの酸味。個人的には、皮の少しの苦味と渋さも好きです。小豆や緑豆、芋圓がのった豆花も好きですが、食後のデザートに軽くという際は、金桔豆花がオススメです。
呉家金桔豆花の基本情報
呉家金桔豆花
住所:高雄市鹽埕区富野路70号