ご存知ですか?台湾で小籠包と言えば、日本にも出店されている鼎泰豐さんを思い浮かべる方も多いですが、屏東市にも負けず劣らず人気の名店があることを。そのお店が今回訪れた
「正筠小籠湯包」さんです。
正筠小籠湯包の行き方
台鐵屏東駅前から伸びる中山路をしばらく歩いた後、交差する忠孝路を右へ入ります。そして圓環を過ぎた後もしばらく歩くと、左手にガソリンスタンドが見えてきました。その先の右手に正筠小籠湯包さんがあります。ここまで約20分弱。屏東公園から歩くと10分程度です。
お店に着いたのが夜8時前。混んでるかな…と覚悟を決めてきたのですが、すんなり中へ案内してもらうことができました。店内は円卓とテーブル席が並んでいます。今回はその中テーブル席をひとり使わせていただき、申し訳ないな…思いつつ、その分しっかりいただきます!
正筠小籠湯包の注文方法
お店の方が日本語併記のメニューを渡してくれるので、確認した後で指差しでオーダーできます。また日本の昔からある食堂のように、小菜(一品料理)が並ぶコーナーがあり、こちらは食べたい料理の皿を取って店員さんに声をかけると、伝票にチェックしてくれます。
今回は小籠湯包以外でお店の方にオススメを伺うと「川味牛肉麺(150台湾ドル)」をイチオシされる。あと、これもいいよって言われた、小皿料理コーナーの小菜を追加しました。
正筠小籠湯包のメニュー
点心は看板の小籠湯包(140台湾ドル)の他、三鮮焼賣・小籠湯豆沙包・花素蒸餃(各140台湾ドル)、蝦仁蒸餃(200台湾ドル)など。また牛肉麵や拌麵(まぜそば)、日本拉麺など麺料理、蝦仁饂飩などのスープもあります。そして日本の方には嬉しい台灣啤酒、金牌啤酒もあり。
正筠小籠湯包の小籠湯包
さて、やってきました!「小籠湯包(140台湾ドル)」早速いただきます!
持ち上げると、肉汁が底にたっぷり入っているのがわかって、思わず「おーっ」って声が出てしまいました。タレと生姜をのせた蓮華の上で割ってからパクリ。うんまー!熱さもちょうど食べごろで、次々箸が進みました。せっかくだから台灣啤酒を欲しかったなぁ。
正筠小籠湯包の川味牛肉麺
川味牛肉麺は醤油ベースのスープに細麺がよく絡みます。また川味(四川料理)とあってか、胡椒が効いてスパイシー。ゴロゴロ大きな肉にかぶりつきのも牛肉麺の醍醐味ですね。戦後大陸から渡ってきた方が伝え広めたと言われる牛肉麺は、その方々が多く住んだ眷村があるエリアが美味しいのだとか。ここ屏東市にも眷村が多くありますし。
小菜はエンドウ豆とネギ、マグロフレークの炒め物。ご飯とも合いそうです。
正筠小籠湯包の基本情報
住所:屏東市忠孝路130-2號
電話番号:08-734-0133
営業時間 11:00-14:00 17:00-21:00 ※月曜定休