高雄市内でも下町の風情漂う鹽埕區。その一角にある「尚芳土魠魚羹」さんは、揚げたてのサワラを浮かべたスープ「土魠魚羹」が人気のお店です。今回は地元の人々で賑わう夕方に訪ねました。
尚芳土魠魚羹の行き方
尚芳土魠魚羹さんの最寄り駅は、高雄メトロの鹽埕埔駅。2番出口から大勇路を高雄市歴史博物館へ向かって歩き、左側にある富野路へ入ります。暫く進むと、右手に赤いお店の看板が見つかりました。
尚芳土魠魚羹の店内
尚芳土魠魚羹さんの前を通る道に面してテーブル席が並びます。店内は入口から全体が厨房ですが、その奥にもテーブル席があります。訪れたときは、お子さんを連れたご家族の他、学生さんや仕事帰りの人々で大賑わい。
尚芳土魠魚羹のメニュー
看板料理の土魠魚羹は、サワラの揚げ物が入ったあんかけスープ。麺やビーフン、ご飯を入れるアレンジもできます。
他に小菜(おかず)、空心菜や波菜(ほうれん草)など野菜の炒め物、肉燥飯や魚鬆飯、魠魚飯といった飯類(ご飯もの)、定時套餐(定食)もあります。
尚芳土魠魚羹の注文方法
まず、店内に備え付けの伝票に食べたい料理をチェック。テーブルの番号も書き加えて、この伝票をお店の人に渡します。あとは料理が運ばれてきた際に、お金を支払います。
尚芳土魠魚羹の土魠魚米粉羹
私が日本人だと判ると、店主らしいおばちゃんが茹でているビーフンと黄色い麺を見せて、「どっちにする?」と訊いてくれました。今回はビーフンを使った「土魠魚米粉羹」を注文します。
トロッと甘じょっぱいスープに浸かった鰆のフライは、香ばしさと柔らかさが白身を包み込んで、臭みは感じませんでした。他に白菜やネギをビーフンと共にツルツルっといただきます。これだったら、白ご飯のお供にも合うと思います。スープも飲み干して、美味しく完食。ごちそうさまでした。
地元の人は、定時套餐(定食)を注文されている方が多そう。次回はこちらも試してみたいなと思いました。
尚芳土魠魚羹の基本情報
住所:高雄市鹽埕区富野路22號
電話:07-5214520
時間 10:30-20:00